エベレスト3D


前半の準備段階は割と面白かったんだけどね。予備知識がない人が見たら、エレベストってこんなに俗っぽいの?って驚くかもしれない。現地でアイゼンの装着教室をやってるパーティーには笑った。
原作によるとこの遭難事件が起こった要因は幾つもあったらしく、人災とも言える部分もあるみたいだが、そこいらは端折られてしまっている。遺族への配慮もあるのかな?なので主人公を含めガイドとシェルパたちが「本当にこいつらプロか?」と言いたくなるくらい間抜けなうっかり屋さんに見えてしまって、大自然に対する人間の為す術なしの恐ろしさが薄れてしまった。
せっかくの3Dなのだからアトラクションのように登山を体感できるような使い方をすればいいのにと思った。カトマンズの街並みとか丁寧に立体にしてもしゃーないでしょ。あと現地撮影の画は良いけどスタジオ撮影とCGの画がいまいちで、なんか寒さを感じられなかった。山の雄大な風景を映像化するのもIMAX2Dの方が良かったんじゃないかと思います。
この映画を観終わった人が「山って怖いな」としか思わなかったらちょっと悲しい。ラストのモルゲンロートに染まる山々とロブの亡骸のシーンは悲しくも美しくて良かった、そんなシーンがもっとあれば良かった。ロブの奥さんと娘のサラはその後二人でキリマンジャロに登頂に成功したらしいが、それをラストにできれば良かったかもね。


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